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むつおちゃんブログ

バーグハンバーグバーグで働く山口むつおのブログです。

【本日王者決定】突破クリエイティブアワードと、1番を獲りたかった夢と

こんにちは、山口むつおです。

カヤックさんとバーグハンバーグバーグが共同で開催した「突破クリエイティブアワード」、とうとう本日結果発表となりました。19時から授賞式が開催され、そこで王者が決定します。まもなく…まもなくですよ…。

toppa-creative-award.com

この広告賞は「その企画どうやって通したの?」というぶっ飛んだコンテンツに携わった人達の"突破力"を称える賞です。

でも今思えば、もともと「面白コンテンツ作ってるオレ達みたいなのは絶対広告賞を穫れないから、いっそ賞ごと作っちゃおう」という不純な動機からだったのを思い出しました。

 

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チャットワークで最初に立てた部屋は「カンヌとかはどうやら獲れなさそうなので」という一文から始まっているのが悲しい。

この後、超絶フットワークが軽い事でお馴染みのジモコロ編集長・柿ちゃん(柿次郎)がカヤックさんとの飲み会をセッティングしてくれて、一緒にやろうと意気投合し…と繋がっていったのを覚えています。この時点ではまだまだフワっとしてたんだけど。

結局この飲み会からほどなくして、僕はスペシャルサイト制作を大量に担当しなくちゃならなくなったり、柿ちゃんはジモコロがスタートしたりと多忙になってしまい、ほとんど関われなくなってしまいましたが、その後両社で何度も議論がなされて「企画を通すために様々な障壁を突破したコンテンツを称える」といった根幹のテーマが設定され、広告賞として意義のあるものになっていきました。

 

それで、ここからは思い出話になってしまいますが、「とうとう今日か…」とぼんやり思いながら、もともと何でこんな事を言い出したのかという経緯を思い出していました。深夜に。

バーグハンバーグバーグが起ち上がる前、僕はTYOグループの中にあるWEB制作会社で働いていました(今はもうない)。そこはコーポレートサイト制作をメインにしてる会社で、広告賞とはまた違う分野の仕事が多かったです。不動産会社のWEBサイトのリニューアルで1000枚くらいのワイヤーフレームをひいたりしてました。

一方同じグループ内にはTYO-IDというイケイケのWEB制作会社があって、その会社はカンヌやらTIAAやらを獲りまくっていました。

www.tyo-id.jp

TYO-IDの実績は、当時の僕にはめちゃくちゃキラキラして見えたものです。たまにスペシャルサイトの依頼がうちのほうにも来て、僕も頑張って企画を社内提案するんだけど、そもそもそこも突破できず(今思えば単純に当時の僕に企画力がなかっただけの話ではある)。僕も広告賞を獲って周りに認められたいなあ…と思いながら日々を過ごしていました。

 

そして時は経ち、オモコロに所属していた縁もあって、僕はバーグハンバーグバーグの起ち上げに加わり創業メンバーとして新しいキャリアをスタートさせる事になります。これだけ尖れる会社なら、何かで日本一になれそうな気がする。シモダテツヤからのオファーを請けたのは、前の会社でできなかった「1番を獲ること」への憧れも大きかったからです。

「真面目な仕事は請けない」というコンセプトのもと、僕らが創業からずっとやっている"ソーシャルを中心にウケるコンテンツ作り"というのは広告業界でも高く評価されるようになって、何となく「この分野では日本一になれたんじゃね?」と思えるようになり、広告賞に対する渇望は薄れていきました。

 

それからしばらくして、とあるブログエントリーに出会いました。はてブに上がっていた、PARTYの清水幹太さんのエントリーです。

www.cbc-net.com

全ての広告業界の人たちの魂の叫びみたいなタイトルだし、内容にも衝撃を受けた。そしてここ。

しかし、発表された受賞結果のサイトを見て私は愕然とした。
件の採用サイトは確かに入賞している。私が組んだflashサイトへのリンクも貼られている。そのサイトは間違いなく私がプログラムで動かしたものだ。他の人のコードは一切入っていないはずだ。
それなのに、受賞作品のクレジットに私の名前が無いのだ。それどころか、お話をくれたUさんの名前すら無いのだ。どこにも無いのである。

吐きそう。

清水さんはこの時の悔しさがきっかけでDTPからWEBに転職し、めちゃくちゃ頑張って今に至ったそうだ。

関わり方は全然違えど(僕はそもそも広告賞に1回もかすった事すらない)、これを見て自分も賞を獲りたかったなあと思っていた事を思い出しました。

 

それと当時はAID-DCCに在籍し、現在はdot by dotのCCOを務める谷口恭介さんに出会った事も1つのきっかけになっていると思います。

嫁に呼ばれて行った飲み会の席に谷口さんはいて、どうやら嫁と谷口さんは以前から知り合いだったらしく、最初は気の良い兄ちゃんだなくらいに思っていたんだけど、実はめちゃめちゃすごい実績を持ってる人でした。
その中には、TYOグループ時代に爪を噛みながら「こんなの作りてぇ〜」「やられたぁ〜」と思いながら見ていたCINEMA KEIBA/JAPAN WORLD CUPもあった。

 

 

 

これだけウチの会社は話題にしてもらっているけど、数字として明確に「1番」と認められた事は今までなかったな、と思いました。そう思うと、あの時の1番を獲りたいという気持ちが沸々と湧いてくるようでした。

 

それからいくつかの賞に応募するも受賞する事はなく(スマホコンテンツ限定の賞にPCサイトを送ってたりしたのも悪いんだけど)、それならいっそ広告賞ごと作っちゃえ…オレたちが1番を取れる賞を作っちゃおうぜ…というのが

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この思いつきに至った経緯です。

 

そして気づいたのですが、自分のところで主催している広告賞では、1番を取れないですよね。言い出してから気づいた。

代わりに、突破例として僕がディレクションをお手伝いした千葉市長とシムシティ対決をしたコンテンツが紹介されています。

toppa-creative-award.com

紹介されていますが、主催なので賞は獲れません。こうして、僕の賞を獲りたいという夢は霧となって荒野へ消えました。

 

そんなわけで突破クリエイティブアワード、本日結果発表です!
予算規模なんか関係なく、ただただ「突破してんな〜〜」というコンテンツが受賞する事ができるこの広告賞。今夜、そういうガチンコにすごいコンテンツが王者になります。一体どの作品になるのか、僕も会場でワクワクしながら見たいと思います。

 

▶突破クリエイティブアワード ノミネート作品はこちら